担保ローンとは

投資用不動産の取得を目的とした不動産担保ローンの平均貸し出し金利は足もと歴史的にみても低水準で推移しています。貸出期間が10年程度で借り入れ額が担保に差し入れる不動産の鑑定評価額の50パーセント程度である場合、貸出金利レートの平均水準は3パーセントから4パーセント程度となっており、数年前の水準から大きく低下しています。不動産担保ローンの貸出金利低下の背景には、金利算出のベースとなる日本の長期金利レートが歴史的低水準で推移しているという点が挙げられます。金融機関の金余りが顕著となる中、金融機関は少しでも高い利回りを確保しようと不動産担保ローンの提供を積極的に行っており、業者間競争は今後も激しくなることから貸出金利レートも暫くは低位推移が続くと予想されます。

不動産を担保に差し入れる事によって、個人の信用力では借りる事が出来ない高額の融資を受ける事が出来るのが魅力の不動産担保ローンですが、借り入れを行う際には幾つか注意すべき点があります。まず第一の注意点は、不動産担保ローンは原則として担保が不動産に限られ、万が一債務不履行を起こした場合でも個人の資産まで差し押さえが及ばないというのが特徴ですが、担保不動産に瑕疵が見つかるなどの所定の条件下では、借入人の個人資産が差し押さえの対象になるケースがあるという事です。また第二の注意点は歴史的低水準にあるとは言え、金利レートは一般的な住宅ローンよりも高いため、支払わなければならない利息の金額が大きいという点です。